メンタルトレーニングはある意味で危険です
最近では「メンタルトレーニング」と言う言葉もよく耳にするようになり、書籍も沢山出版されていますが、実は危険が潜んでいるのです。
もしも、メンタルトレーニングにご興味のある方は、信頼のおける法人が運営する環境をお勧めいたします。
確かにメンタルトレーニングの研究はかなり進んでおり、カリキュラムも充実しているでしょう。
しかし、この研究も実際には「失敗の繰り返し」により発展してきたものです。 研究には「完璧」という物自体は存在しません。
ある意味では貴方も実験材料であると言うことです。
カリキュラムが充実していると言う事は、α状態への誘導や開発プログラムも合理的です。 潜在意識への影響力も大きい状態と言えます。
しかし、だからこそ少しの間違いが逆に貴方の精神世界にマイナスに影響する事もありうるのです。
現在では「○○研究所」のようなメンタルトレーニング・センターでも自我流なトレーニングは絶対に避けるように言っています。
「暗示」の力は絶大で、人間の精神に対する影響も計り知れないのです。
絶対に「自己暗示」のようなトレーニングを自我流にする事はやめて下さい。
α状態に強制的に自己を導き（催眠状態）性格や概念などを強制的に潜在意識に書き込むような作業は、貴方自身の精神を崩壊させることへとつながります。
無意識の領域の事は完全には解明されておりません。 恐らく貴方自身を形成する内部的な依存関係など重要な情報が詰まっております。
その作業を強制的に科学的に行うなどと言う事は人類の思い上がりです。
それは「人の心をこじ開ける行為」と同じ事なのです。
強力なストレスを伴う事でしょう。
潜在意識に触れる場合は、その作業を精神のメカニズムに任せじっくりと時間を掛けて行う事が望ましいでしょう。
潜在意識に貴方の願望を書き込む行為は、知識的に優れていなくても十分に可能です。 元々壁に閉ざされている潜在意識を無理に開放する事は決してよい事ではないでしょう。
私たちは潜在意識の力を有効に活用する事が必要なのであり、潜在意識そのものを研究・解明するわけではございません。
余計な難しい知識が無くても十分な効果があります。また、余計な知識が無い方が単純で簡単に絶大なる力を活用する事が出来ると言えるのです。
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